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■12月21日(水)のおもな釣果
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昨日(21日)、鰤を釣って来られた方に面白いものを見せていただきました。
ジグとアシストフックをつなぐスプリットリングがこんな風に伸ばされることってあるんですね。
スプリットリングは使えば使うほどリングの隙間が大きくなってくるので、ジグチェンジなどで数回使ったら新しいものに交換しなければならないというのは皆さんもご存じの通りだと思いますが、普通に使っていてここまで変形するには瞬間的に相当な力が加わったのではないでしょうか。
とはいえ大物がヒットした時に限って、思いもかけないような理由でバラしてしまうことがよくありますので、常にリーダーの傷や接続金具などのチェックは怠らないようにしたいものです。
■見事なブリでした!(9.05㎏、7.0㎏、6.5㎏)、このほか生け簀には3㎏~4㎏クラスが10本ほど入っていました。
これだけのサイズのものが立て続けにヒットしたらリングを伸ばされても仕方がないかも知れません
マリーナの船ではありませんが、この日12㎏のブリをあげた船もあったようです。
まだまだ、大物が佐渡海峡を回遊しているようですので、天候さえ許せば沖まで出かけたいところです。
■この日は平日にもかかわらず、30艇近い出港がありました。前日に係留した船はほとんど出港し、ご覧の通り桟橋はガラガラに・・・。
沖では朝のうちはうねりが高く、沿岸まで逃げてきた船もあるほどだったそうです。
ワラサは平均して2~3㎏のものが多く釣れていましたが、一部の船では4~5㎏のものも混じるなど時間帯やポイントの違いなどがサイズに影響したのかもしれません。
■こちらの方々は4㎏台のワラサが中心でした。
■こちらの方々のクーラーには5㎏台のワラサも混じっていました。
■沿岸では冬だというのにまだキジハタが釣れています。 深海では冬の鍋の定番となるマダラも人気のターゲットになっています。
■先週くらいから、ご覧のような本マグロの幼魚が釣れているそうです。この日釣れたのは2㎏弱といったところですが、大型のワラサの中にあって圧倒的な存在感を示していました。
成魚にくらべればまだまだ小さいですが、調べてみると本マグロという魚は「1歳で56センチ体重4キロ、3歳で108センチ26キロ、10歳で191センチ130キロになる。」ということで、非常に成長の早い魚です。
先週マリーナで釣れたのは4㎏弱ということですので、1歳程度ということになりますが、釣った方のお話によると、自宅で身を捌いたら全身トロのように脂で真っ白になっており、どの部位を食べても臭みもなくとてもおいしかったそうです。
今回もマグロを狙って出港されたそうですが、何と再びヒットし、取り込みの際に船べりで痛恨のバラシとなってしまったそうです。
マグロ釣りは、これまでのようないわゆる「交通事故」ではなく、狙って釣れる冬の高級魚として釣法さえ確立されれば、非常に魅力的なターゲットとなり、全国的にも話題となりそうです。
実際に佐渡の定置網には毎年必ず本マグロが入るという話を聞きますので、佐渡海峡を回遊していること自体は間違いがなさそうです。
各自でポイントと釣り方を研究し、誰でもある程度の成果をあげられるような釣りになれば、ブリ釣りを超える冬の柏崎の釣りの最大の楽しみとなるでしょう。
また、元々1月の下旬頃から釣れ始めていたヤリイカも、ここ数年は12月中旬ごろから釣れ始めるようになってきていて、実際この日も20㎝から30㎝くらいまでのヤリイカが多い方で40杯ほどあがっていました。
ヤリイカは釣期が短いので、狙う方は年内に一度は釣行されたほうがよろしいかと思います。
■12月21日(水)のハーバーでの夕焼け風景(16:30頃) すっかり日も短くなり、沖で釣っていられる時間も短くなってしまいましたが、12月の中旬以降は逆に毎日数分ずつ日没時刻が遅くなっていきます。
今晩から前線の通過と共に西寄りの強い風が吹き、明日の祝日を含めた3連休は出港が厳しい状況となりそうです。
周期的には、今週同様に来週の前半あたりが再び回復傾向となりそうなので、平日でも時間を調整できる方は出港されてみてはいかがでしょうか。
スタッフ たんどう
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