新たな航行区域の設定


◆平成16年11月1日に小型船舶安全規則が改正され、新たに航行区域区分に「沿岸区域」が設定されました◆

<今回の改正のポイント>

 
今回の免許の区分改正にあわせて、「沿岸小型船舶」の技術基準が大幅に緩和され、2級小型船舶操縦士の免許で操船できる範囲が広がりました。
 
今までの航行区域区分は、

「平水区域」 湖、川及び港内等の水域
「限定沿海区域」 沿海区域のうち母港から2時間以内に往復できる区域に限定された区域
「沿海区域」 日本、樺太本島及び朝鮮半島の各海岸から20海里以内の水域

の3つで、当マリーナに所属するボートもそのほとんどが「限定沿海小型船舶」となっています。

「限定沿海区域」の場合、最大でもマリーナから往復2時間以内の範囲という区域なので、長距離クルージングには向いていませんでした。ましてや2級免許の方は陸岸から5海里以内の制限があるため、1級に進級しない限りはほんの周辺の海域にしか出かけられず不便な思いをされてきたことと思います。
 そのため、長距離クルージングをするためには、航行区域を
「沿海区域」に変更しなければならず、その際の検査内容や法定備品についても条件は厳しいものでした。
 
 今回、新たに設定された
「沿岸区域」は、「沿海区域」に比べて、技術基準が大幅に緩和され、法定備品の追加も少なくなりました。
 この結果、2級ボート免許所有者でも、今までより簡単に長距離クルージングや日本一周を行うことができるようになりました。
(ex:男鹿半島(秋田)や能登半島(石川)etc...)

航行区域図 ◆JCI資料より


さらに


現在
「限定沿海小型船舶」の方が新たに設定された「沿岸小型船舶」へ変更した場合
従来の限定沿海の航行区域をそのまま維持した上で、さらに陸岸沿いに航行区域を延長することができるようになります。


■現在の航行区域(限定沿海)に新設された『沿岸区域』を追加する場合■

1.必要になる装備品について

航海用具 救命設備
@ ラジオ無線機が備えてある場合は不要) 1台 小型船舶用火せん
   2個
(携帯電話を携帯している場合は1個でよい。
A コンパス(GPSプロッターが備えてある場合は不要) 1個
B 海図(プレジャーボート・小型船用港湾案内、ヨット・モーターボート用参考図でも可) 1式
C 双眼鏡 1個
小型船舶用信号紅炎 1セット
(当マリーナ保管艇は全艇に備えてあります。)


2.手続き・費用について

1.定期検査時に行なう場合、船検費用以外、特に費用はかかりません。

2.中間検査時に行なう場合、船検費用のほかに「検査証書」書き換え手数料および代行料がかかります。

3.上記1、2以外に行なう場合、臨時検査手数料および代行手数料「検査証書」書き換え手数料および代行料がかかります。


【参考費用】

◎小型船舶用火せん 1個       10,500円(税込み)
◎検査証書書き換え手数料       4,400円(  〃 )
◎     〃     代行料       6,300円(  〃 )
◎臨時検査手数料(5〜10Mの艇の場合) 5,600円(  〃 )
◎  〃  代行料             7,350円(  〃 )


※その他ご不明な点についてはメール又はお電話にて担当(本間)までお問い合わせください。