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■日本古来の漁具
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最近、巷では「鯛カブラ」や「ラバージグ」などと呼ばれるものが流行っていて、マリーナの皆さんの間でも特にジギングをされている方々はよくご存知のことと思います。
どのようなものかと言いますと、下の写真をご覧いただければ分かりますように、丸いおもりに針が付いていて、その周りにはゴムのスカートとネクタイと呼ばれる長いゴム製のひらひらが付いているという一見変わった物です。
【これが万能ジグ 「鯛カブラ」です!このヒラヒラが魚を魅了するのか、今回はほとんどこれで釣れたそうです!!】
元々この「鯛カブラ」というのは紀州の漁師が考案したものだそうで、釣り師の間では密かに使われてきた仕掛けですが、2~3年程前からその効果に釣具メーカーが目を付け、試作・販売をはじめてから爆発的に全国に広まりました。
現在は、数多くの釣具メーカーから発売されており、おもりの部分に様々なカラーを使ったり、針が絡まないような工夫がなされていたりと、選ぶのに迷うほどです。
使い方はいたって簡単で、反応のあるところにこの鯛カブラを落とし、底を取ってからゆっくりと巻いてくるだけというものなので、激しくしゃくりつづけるメタルジグと比べてこちらの方がのんびりと釣りが出来そうです。
当たりの取り方も、最初のうちの「コツン」という当たりで合わせずに、我慢しながらそのまま巻き続け、大きく引いたら初めて合わせを入れる感じで良いのだそうです。(マダイの場合)
【3月4日(日)の釣果】
■黒ソイ(1.5kg/43.5cm)
■アイナメ(35cm)
このジグのすごい所は、餌で全く反応が無い場合でも釣れるという所で、さらに今回の釣果にもあるようにマダイだけに限らず、根魚系の魚や青物にも効果があるとのことで、まさに万能ジグといっても過言ではないかもしれません。
これからのマダイの季節、皆さんもひとつくらいはタックルボックスに忍ばせておけば「ここぞ」というときに役に立ち、思わぬ大物を手にすることができるかもしれません。その際はぜひ「鯛カブラで釣れた」とご報告ください。(何も出ませんが)
【サワラ(40~50㎝)&ホウボウ】
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